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会長挨拶

このたび、2014年6月に開催されました第36回日本比較文化学会全国大会総会におきまして、前会長の任期満了に伴い新しく会長に選出されました奥村訓代です。どうか宜しくお願い申し上げます。

本学会の前身は、1979年に故芳賀馨先生を中心とした数名が集まって、サロンと称して学際的な学会を立ち上げられた「東北比較文化学会」に遡ります。今では国内に6支部と海外に2協定学会(韓国・台湾)を有し、600名近くの会員を擁する「日本比較文化学会」として、国際性豊かな学会に成長しています。

そもそも異なった専門領域を有する研究者が集い、横断的に展開してきた「比較文化研究」でしたが、最近では、本学会の存在意義について認識も大いに深まり、その進展がますます期待される学問領域となってまいりました。本学会が、これからの時代を見据えた活力のある、そして豊かな将来性をもつ学会となるよう、微力ながら全力を尽くしていきたいと考えております。

初代会長 山浦拓造教授(当時・弘前学院大学)、第2代会長 椎野正之教授(当時・大正大学)、そして第3代会長 芳賀馨先生のサロン的(和気藹々とした)雰囲気を維持しながらも、4代会長(現名誉会長)太田敬雄先生の学会の活性化としての執行部体制の確立、そして5代目会長 山内信幸先生のリーダーシップに導かれた、会則を含む関連諸規程の整備・制定・効率化、と着実に時代を踏まえた国際的な学会の一つとしての体が築かれて来ました。その結果、現在の会員のみならず、新しく入会希望される会員の皆様方にとっても、真に開かれた学会の等身大の姿を示すことが可能となったことに、この場を借りてお礼申しあげます。

この様に、歴代の会長が在任中に蒔いてくださった新しい学会としての「種」をいかに大きく育てていくかが、私のこれからの仕事であると深く受け止め、諸先輩に恥じないように努力してまいりたいと願っております。

今後は、会員の皆様方のより一層のご理解とご協力を賜りながら、日本比較文化学会が会員一人ひとりにとって、より有意義な交流と活動の場となるように努力してまいりたいと考えております。学会員の皆様方のお力添えを頂くことにより、学会自身が大きく育つことを切に願いながら、会長就任の挨拶とさせていただきます。

第6代日本比較文化学会会長 奥村訓代